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スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 フレグランス 日向創
絶望に立ち向かう折れない心 未来を信じるシトラスグリーンノート
ライムにリーフが重なる爽やかなトップノートから、平坦な渋みを隠したミドルノートを経て、温かいアンバーのラストノートへ。 Lime, Bergamot, Marine Note, Leaf Note Geranium, Lavender Amber, Moss, Sandalwood, Musk
商品サイズ:86mm×55mm×29mm この商品のレビュー
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全体的に柑橘系の爽やかな香りです。
レモンやオレンジというよりも、グレープフルーツや柚子のような渋みがある印象を受けました。 説明文の通り、飾り気がなく実直な日向くんのイメージ通りだと思います。 ![]()
恥ずかしながら香水についての知識が全く無いため、香りを嗅いであくまで個人的に感じたことを書きます。
最初に断言すると、『日向創』という人間を好きな方は、購入して損はありません。 まず吹きかけた時の印象は「底抜けに爽やかで溌剌」でした。 気分はまさに夏。もし香水が喋るとしたら、この香水の第一声は間違いなく『おーい!俺を忘れてるんじゃないだろうなー!』です。 そんな太陽と砂浜と海!という情景を連想させつつもギラギラ感は全く無く、寧ろ『一緒に行こう』と手を差し伸べられているような、日向のような温かみを感じました。演出されていない無自覚な爽やかさ、といった印象です。 そして徐々にその爽やかさが収まっていき、高いところに浮いていた香りがジワジワと底に溜まっていくような感覚を得ます。 クールで意外性がありつつも、すっと納得してしまうような落ち着いた香りです。 例えるなら、「明るくて元気で、いつもは男子同士で一緒に騒いでいるクラスの男の子がふとした時に見せる、思慮深くて冷静な一面」という感じでしょうか。ほんの僅かに感じ取れる無菌室のような静けさがありますが、その部分だけを追いかけようとしても、するりと逃げられてしまうようでした。 最後の方に残ったのは、その香りを芯に残しつつも透明感がある香りです。波の音が遠く聞こえる砂浜に、時間を掛けて夕日が沈んでいくような、思わずそんな情景が瞼の裏に浮かんで温かい気持ちになりました。 香水を最初に嗅いだ時に感じた、溌剌としていて昼のビーチが似合う日向創はそこに居らず、代わりに居たのは赤い瞳に固い意思を宿しながらも『そろそろ帰ろう』と困ったように笑う、未来に向けて足を踏み出した日向創でした。 この香水は間違いなく『日向創』の香水だと思います。みんなに優しくて、でも年相応に悩むこともあって、冷静に物事を考えられる一方で、こうと1度決めたことをやり遂げることが出来る、そんな10代の青年の香りが詰まっていました。 参考にならないレビューで申し訳ございません。 本当に素敵な香水を作っていただき、ありがとうございました。
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