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Obey Me! フレグランス ルシファー
冷えた夜に君臨する悪魔のための香り 月光が彩るハーバルウッディノート
ひんやりとユーカリが漂うトップノートから、カサブランカが豪奢に咲き誇るミドルノートを経て、深みのあるオークモスのラストノートへ。 Bergamot, Eucalyptus, Leaf Note Cosmos, Iris, Lavender, Casablanca Pine Tree, Sandalwood, Amber, Oakmoss
商品サイズ:86mm×55mm×29mm この商品のレビュー
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箱を少し開けて嗅いでみる。
高級車の中の匂い…?人からしそうな匂いではない(個人の感想です)薬品とかハーブっぽさがあるような。 つけた直後(手首)。 アールグレイとハーブが混ざったような上品な香り。少々苦みというか渋みがありながらも涼しさがあります。 生活感や庶民感、甘さは一切ないので、完全無欠の厳格さを感じる。人間的な隙が見つからず、人外みがあります。ディアボロに恥をかかせまいとする初期のルシファーの佇まいが蘇りました。 思ったよりメンズ感はありません。 ミドルノート。 ぐっと距離が近づいた、落ち着いた大人の男性の雰囲気がします。 豪奢なお花の香りが大きく広がって優しく包むも甘くはない。情熱的で華やかに渋く、無意識に背伸びさせられる感じ。 初めてのルシファーと二人きりの食事はこういうイメージです。住む世界が違う。目の前に居てこの香りがしたら照れて目を合わせられないです。 ラストノート。 ウッディな香りが身近さを感じさせます。明るいけれど深みがあり、甘くはないけれど優しい。 彼が屈んでやっと目線が合ったような距離が伝わって好き。トップ、ミドルにかけてのこの穏やかさ、耐性のない人は一撃です。 夜道の常夜灯の下でこちらの歩幅に合わせて歩いてくれるルシファー。とか、シーズン1でロンドンに行って踊った夜、彼からこういう香りが感じられたのかもしれないと思うとときめきます。 ルシファーのウッドは凛としたスモーキーな大木、ベールのウッドはしっとりした甘いでっかい木、というイメージ(個人の感想です) 香りの主張は強い方かと個人的に思いました。ワンプッシュで部屋の空気を丸ごと変える威力を持っています。 ミドル〜ラストは遠くで嗅ぐと冷ややかなのに、体温に溶けた近い場所で嗅ぐとしっかり温かみがあるので身内に深い愛情を注ぐルシファーらしいなと思いました。好きです。
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