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ゴールデンカムイ フレグランス ヴァシリ
凍てつく白銀の世界の中で 静けさに包まれるビターフゼアノート
曇りなく澄んだホワイトフローラルと、緊張感をもたらす冷えたジンジャーが、しめやかに辺りを満たす。 Ginger, Lily, Neroli Lavender, Violet, Agarwood Styrax, Musk, Guaiacwood, Coumarin
商品サイズ:86mm×55mm×29mm この商品のレビュー
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キャラクター香水はゴールデンカムイシリーズで初めて購入しました。
香水はフェ〇ガモのインカントシリーズが好きな者です。 銀座本店にてお試しさせていただき吹きかけた瞬間購入決定した商品です。 なんでしょうね、初めはジンジャーのピリッとした香り。まさにスナイパーヴァシリです。 時間が経つとふわっとした人懐こい頭巾ちゃんの香りに変化します。 スナイパー推しですので尾形香水、そして鯉登少尉の香水も購入しておりますが 尾形の方が曲者感ある感じ、鯉登少尉の甘い若々しい香りより大人な雰囲気を感じます。 キャラの解釈が凄いですね。どの香水も特徴を捉えた素晴らしい香水だと思います。 調香師さんアッパレです。気分でつける香水を変えて楽しんでおります。 因みに小学生の娘がこの香水を嗅ぐと熟睡できるという事で枕カバーに 吹きかけて寝ております。瞬殺で寝ます。 凄いや頭巾ちゃん。(尾形ですとちょっと違うと言われます) ミドルにあるラベンダー成分のおかけでしょうか… なんにせよ私はとても気に入っており、ふんふんふんと嗅いでおります。 2本目購入しちゃいそうですね…頭巾ちゃん、良い香りです。 ![]()
キャラクター香水、というものに初めて触れました。
最推しのキャラクターだったので迷わず予約しました。 パッケージがちゃんとオシャレなんですが、本人の色でまとめられており、身に着けていた帽子と銃のデザインがとても分かりやすく、頭巾ちゃんだ!となりました。 この「ヴァシリ」というキャラは一貫性がありながらも途中で印象がガラっと変わるギャップが魅力なので、それが香りでどう表現されるのか楽しみにしていました。 結果、素晴らしかったです。本当に。ヴァシリ推しの人なら買って損はしません。 トップ、ミドル、ラストと香りが移り変わるのが香水の趣ですが、変化が劇的でした。 まず最初に来る香りなんですが、 冷たい空気を吸ったような、ピリッと刺激的で、色で例えると雪のように真っ白。 まさに初登場時に雪原でいきなり遠距離狙撃してきた、青く鋭い目つきのクールで冷徹なイケメンスナイパー「ヴァシリ」という感じですね。張り詰めた緊張感の中、一発ですべてが決まる沈黙のスナイパー勝負にしびれます。 そしてみるみるその棘が無くなっていき、静かな森の中に咲く可憐な、甘さを含んだ爽やかな花の香りが姿をあらわして来ます。 再登場してちゃっかり仲間?になった可愛いマスコット「頭巾ちゃん」ですね、これは。 言葉が通じず物静かで、一定の距離を保つミステリアスさがありつつも、どことなく中性さすら感じる幼げな容貌の美青年となり、挙動が小動物のように可愛らしい不思議な妖精頭巾ちゃん。可愛いと思える香りです。 時間が経つとだんだん甘さが深く深くなっていきます。 銃を筆に持ち替え、昔の夢だった画家として人生を全うしながらも、狙撃手として一途に追い続けたかつての好敵手を生涯心に留め、勝負への情熱・懐旧・敬愛を芸術へ昇華させた「パヴリチェンコ」を感じました。余韻の残り方が、濃厚な芸術。 全体的な香りとしては、品のある麗しい異国の方、というイメージです。 最初から最後まで涼しい甘さが漂っています。 甘さがありつつスッキリと洗練された香りなので、男女どちらも使えると思います。 調合師さんのキャラクターへの理解や香りの再現性に匠の技が光っています。 このような素晴らしい香水を世に生み出して下さり感謝いたします。 ![]()
ヴァシリです。ヴァシリそのものです。最初は、ミドルの匂いが自分には強すぎて、頻繁にかぐのは控えよう…と思ったのですが。(キャラ香水抜きに、普通にいい匂いです)
少し時間が経つと、またかぎたくなってるんですね、これが。クセになっているというか…。そんな訳で、今ではしょっちゅうクンクン、もといフンフンしてます。 特にミドルは大人な男性の香りの中に頭巾ちゃんが見え隠れして大変に素敵ですね。ずっとフンフンしていたい。フンフン、ヴァシリフンフン。 ![]()
大人の男性の香り。
少しムスクっぽくとても気に入っています。 思わずニヤけるぐらい笑 スナイパーらしいブレない香りです。 ![]()
![]() 金カム香水レビュー【ヴァシリ】
推し香水とやらを生まれて初めて購入してみました。 今回購入したのはスナイパーズの二人なのですが こちらでは【ヴァシリ】のレビューを失礼致します。 香水についての知識はほとんどありません。 当方スナイパーズの関係性に転がり落ちているオタクなので偏った感想になる可能性が非常に高いです。 また体調がすぐれない時には匂い類に敏感になったり 強い香りを嗅ぎ続けると頭痛を起こすタイプの人間なので、似たような体質の方へ参考になれば幸いです。 また、当レビューは30巻と本誌最終回までを読んだ人間が述べますので感想も予めご注意下さい。 商品の開封時、箱を覆っているラベルの上から既に『成熟した、いい男。』香りがして驚きました…。 え?もうそんな来る??ってぐらい感じ取れるのですが、香りがキツイとは感じないものの 高潔な香りがプッシュする前から漂うので、かなり動揺しラベルを外すまで15分ほど脳がフリーズしましたね。 とんでもねぇものを購入したのでは。とフラグが立った気がしました。 商品自体は、ほんのりゴールドで上品です。見るだけでも心躍る良さ。(〇京〇変の化〇直しのjkみたいな個人のイメージです) 総合的な印象は『甘美』です。植物系の甘さなのでルームフレグランスで植物系が好きな人には刺さるタイプかと思います ■ワンプッシュを付属のムエット紙につけて、トップを嗅いでみるとピリッとしたジンジャーが鮮烈に現れます。 鼻の奥から喉にかけて、少し痺れる様な刺激に、これは一瞬『近づくな』と牽制される様な初手をくらった感あります。 あの国境守備隊のシーンが過ります…。得体の知れない、でも百戦錬磨で手馴れの狙撃手の登場します。 あまりの衝撃に緊張感を思わせ、足が止まり、怯んでしまいそうになりながら、孤高で近づき難い人間離れしている様な雰囲気にどこか、グッと心を掴まれてしまいます…。 痺れる様な牽制に放心していると、徐々に真っ白な森林の中に佇む様な静かで、草木の香に変化していくのですが、スッとしたリリーの香が後から鼻をくすぐるので 高潔で貴族的…ロイヤルな麗人…そんなイメージを抱きました…。若き1、兵士として生きるヴァシリから こんなに成熟した香りがするの…???と軽く気が狂います。顎鬚があっても20代後半の男性ってまだ大人には遠いでしょう…?と思っていましたが 漂う深みに、またしても動揺が止まりません…。 痺れ・静寂・甘さと来て、本日1回目の宇宙猫もびっくりです。 広大で、どこまでも静かな銀世界の中での情景と、覆われた雪の下で強かに生きる麗しく気高い花のイメージなんだと思うと… 彼が国境守備隊として過ごしてきた厳しい状況下で、自分の意志で生きるヴァシリで間違いないじゃん…香の解釈が秀逸…となるまでは時間かかりませんでした…。 ナンテコッタイとんでもねぇ… ■ミドルに入ってフローラルさが際立ってきます。本当に甘くて柔らかく深い香りに、ヴァシリが好敵手を見定め、国を超えて旅を始めた生活や心の変化に なぞらえている様な。ヴァシリからの頭巾ちゃんみ。を感じる移りがあります。香りに「かわいい」と感じたのは初めての感覚かもしれません。 わかりやすく甘くて、可憐さもある香りなので女性にもよい香りかと思います。 が!!!!! よくよく嗅いでいると、甘い香りの奥に、ほんのり苦味のような…シャープなのか、木屑のような香りも感じます…。 結びつくのはヴァシリが持ち歩いていた、『鉛筆なのか…?』と本日二回目の宇宙猫チャン再び早いお出ましです。 銃と同じ位に彼の手に馴染んだ鉛筆…。鉛筆の芯って独特な香りがするのですが、それが、がっつり感じるまではなく、 ミドルになってから変化していく過程なんだと思われますが、鼻から喉にかけてのさらっと抜ける様なスモーキーな漂い方なので贔屓目ありきの気づき程度ですが 銃と同じくらい彼のシンボルとして表現されるキーアイテムに結びついたのが、嬉しくなるような喜びがあります(感じ方に個人差ありと思います) ヴァシリという男の解像度がぐんぐん上がっていくのでヴァシリ推しはぜひとも、この感覚を堪能していただきたい…。 体重身長足のサイズ誕生日等がまだ分からないこの現世で、これは間違いないヴァシリ。という確定事項が鼻と肺と脳で確実に得られます。 それにしても、鉛筆とは…ヴァシリが追いかけ続けた好敵手の存在ありきな作り、なんなんですかね。最高です。それでこそ彼。と納得です。 話が逸れましたが、ヴァシリの男らしさも苦味の雰囲気からしっとりと感じ取れます。どことなく他者と一線を引いているものの、植物系の安らぎも じわっと香ってくるので『余裕のある男』を想わせてきます。体躯のいい、そしてよく見るととても品のある端正な顔立ち。 それらを覆う重めのロングコートと、冷たくも鋭く執拗な視線以外を全て隠すバシュリクから、この香水の香りが脳を揺さぶってきたら もう『逃げられない』なと思いますね。確実に射程圏内に誘い込まれます。伝わって…。 ここまでべた褒めなのに自身はガチ恋ではありませんが、この香りを体温に載せ包まれる事を想像すると、大いに情緒が爆散します。 ヴァシリ推しとして命が捗ります。煌きます。 まだまだヴァシリに心奪われて数か月の新参者ですが体感型のグッズが、推しグッズとして迎えるのも初めてなのですが、当商品の完成度の高さにコスパが良い意味で 見合ってないと感じる程です。高確率でリピートする予感しかありません。また、甘さに慣れてくると心地よい柔らかさもあるので、眠気を誘われるのは自分だけなのでしょうかね…寝れそうです。 ■ラストノートは物語を最後まで見届けたヴァシリの姿が現れます。ミドルからの深い甘さは継続中。 Styrax, Musk, Guaiacwood, Coumarinと、甘さの畳みかけが凄い…バニラの様な、でもスモーキーさもあるような、植物系の安らぎも継続して垣間見えて 文字だけ見ると、とんでもなく甘ったるいのでは???と思うところですが、重さは感じにくい配合なのか、そこまでしつこさはないです。(使う量にもよりますが) なので純粋にラストまで追うと、ゆっくりと広がるような甘さで心地よいですね。 いい香りだなーってぽやぽやしていると、Coumari(クマリン)の”桜”が最後の最後に、香りの奥から霞んできます。気づいたら最後 次第に『和』に寄り添う香りの変化が押し寄せて来るので、オリエンタル感も出て、心底「このタイミングで変わりますか…ははあ」と重めのため息がでちゃう程に 語彙が仕事を放棄しはじめるのでとても困りました。が同時に湧き上がる思いの丈もあり…まんまと心掻き乱されました。ずるい… ヴァシリが故郷から一人、遠路遥々桜の咲く異国の地へ追いかけ、求め続けた『好敵手の存在』を感じさせてくるんです…どういうことなの… (もう散々銀河の海を漂流した宇宙猫も私の心の中でどったんばったん大騒ぎです) ヴァシリが決めた人生の道筋の先に居る人物まで、香りに閉じ込めてくるって…何なの…粋といいますか、やってくれたな。と言うか…正直たまったもんじゃないなと 悶えました。理解しても情緒が追い付かないので、この香りが消えるまでは忘れる事ができないでしょう。 最後の最後まで物語を見届け、ヴァシリ自身人生の幕を下ろすまで心を囚われた存在が、ラストノートに『居ます』 祝福といえば、そう捉えられる感じもします。かなりピンポイントな解釈で申し訳ないのですが、切っても切れない存在なので ヴァシリという人間が狙撃手として生き、好敵手の必殺の一撃を誘い、狙撃手としての終わりを受け入れ、その後筆を持ち、生き続けた後世を感じるラストです。 スナイパーズを推している民なのでかなり贔屓目もありますが、『ヴァシリ』の解像度と解釈の方向性がとんでもなく刺さる逸品である事を 自信をもっておすすめできる、御品だと言えます。 ■パッケージデザインについてですが、ヴァシリのマークでもある軍帽カラーに、瞳の色や冷たさを思わせるアイスブルーがとてもマッチして素敵です。 唯一表情が読み取れる(?)目元にVASILYの名前、ミステリアスさが加速する感じもいいですね。隙がなくて暴くのは一流の相手同士。といったところでしょうか…。 銃戦を得意とする人物たちにも弾痕のデザインがありますが、ヴァシリの3か所ある弾痕にも妄想が滾ります。対角線にある、2つの銃創は同じぐらいの直径に見えるのですが (図ったら3mm)これは、彼の頬を貫通した際のものなのかなと…。(妄想はタダなので、言わせておいてください。いいんです贔屓目の幻覚でも。) もう一つは最後の戦いで狙撃手人生の運命を別けさせた一撃だったのかなと…予想します。 香りを楽しんだ後、ふと目に付いたデザインまでも遊び心が施されており、このレビューを推敲し、文字に起こしている間すらも残り続ける魅惑的な香りはヴァシリの為を想って愛されて生み出されたんだなと。体感・納得でき、余すことなく大大大満足です…。 まったく参考になるか分かりませんが、推しを堪能できる良き文化ですので迷われている方は一度ぜひ店頭などでお試しください。 2022年一番にめちゃくちゃいい最高の買い物しました。primaniacs様ありがとうございます。明日からも元気に生きれそう!!!!
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